レディース鍼灸ゆりかご｜鹿児島市桜ヶ丘｜整体・鍼灸・オイルマッサージ・保険治療

子宮口（子宮の入口）について

私は現在、鍼灸院をしながら、週に数日は産婦人科の外来で働いており、内診台での処置や検査についたりもしています。
お股(会陰)の外見は、顔と一緒で一人一人違います。
膣を膣鏡(クスコ)で広げて、子宮口(子宮の入り口)や膣の状態も、
形や大きさ、色や周囲の厚さなど、よく見てみると子宮口もみんなそれぞれ違うんだと、最近気づきました。

子宮口は女性のライフサイクルにおいてとても重要な部位のひとつです。
分娩時は子宮口の開きを内診して、指で何センチ開いているかを測ってお産の進行や予測をたてます。
お産の時は進行と共に子宮口はもちろん大きく変化するんですけど、
妊娠していない時の子宮口の形や状態も、違いがあるということが分かって嬉しかったです。
欲を言うと、お産の内診が苦手だったので、もっと早く分かっていたかったです…。

東洋医学においても、その人の体質、脈やお腹の状態、ツボの位置も違います。
レディース鍼灸ゆりかごでの施術では、その人の体の部位の長さを使ってその人のツボの位置を決めたりします。

顔、体型、指などと同じように、見えないお腹の中の臓器や組織も、大きな違いはなくても、個人差があって、
その人の生活環境など様々な条件が重なり、
冷え性のひとでも、体質によって冷える場所も違うというような、異なった症状がみられるのかなと思います。
体質や生活習慣、自分の体調はどんなタイプか、見直してみるのもいい機会ではないでしょうか。
気になる方はぜひご相談ください。